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漢の中の漢

金庸小説の中で漢の中の漢といえば
天龍八部の主人公の喬峯がその筆頭でしょう。

喬峯は天下無双の武芸を誇り、聡明で思慮深く
義侠心にあふれる金庸の主人公の中でも最高の人物です。

彼は少林寺の玄苦太師のもとで修業を積み、
のちに丐幇に預けられ幇主・汪剣通にも指南されました。
幾多の試練を乗り越え幇主になり、いつの間にか
「北の喬峯、南の慕容」
とまで呼ばれるようになりました。

しかし、馬夫人のせいで契丹人であることが明らかになり、
義理の両親などを殺した犯人として江湖を追われる身になってしまいました。

その旅の途中で阿朱と出会い、敵を倒したら草原で楽しく暮らす約束をしますが
また馬夫人の策略により敵は段正淳だと勘違いさせられます。

しかも段正淳が自分の父親であることを知った阿朱は
喬峯に敵討ちをやめるように頼みますが
まさか段正淳が阿朱の父ということを知らない喬峯は聞き入れず
約束の橋に向かいます。

阿朱は喬峯の敵討ちは自分の悲願でもあり、
その敵が自分の父親なのでどうすることもできず
結局段正淳に変装して喬峯の降龍十八掌を受けてしまいます。

異変に気付いても、後の祭りで
最期に阿朱は喬峯に妹の阿紫を頼んで死んでしまいました。

このあと、色々ありますが最後は自殺をしてしまいます。


とこういう人生を送った喬峯ですが
まず武芸が無敵ということが特長です。
降龍十八掌を使いこなし、作中では謎の掃除僧をのぞき
一度も負けていません。

武芸者が何十人もいる衆賢荘では鬼神のような強さを見せつけ、
主要人物が全員集合する少林寺でも
作中トップクラスの強さの慕容復・丁春秋・荘幇主相手に
3対1でも引けを取りません。

遼で反乱がおきたときには何万もの大軍相手に
たった一人で首領を捕らえるなど
その強さはもう半端じゃない。

武林の中では珍しく(笑)人の話を聞き、落ち着きもあるので
副幇主が暗殺されたときにもむやみに犯人を決めつけず、
長老たちが謀反を起こした時にも自らの血を持ってかばいます。

そんな喬峯もたった一つだけ致命的なミスをします。
それは段正淳への尋問です。

だってあんなに悪事を重ねて少林寺で虚竹の父親だと
その場にいた人たち皆が見つめるような人相手に
あんな曖昧な言い方はないでしょう・・・・・
多くの人が突っ込んだと思います。

郭襄は大英雄・大豪傑を言っていましたが
喬峯こそ大英雄にふさわしい人物はいません。
しかし、ちょっとした不運がさらに不幸を呼ぶという
人でもありました。



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